ライターコラム
市場調査にみるEC① 電子商取引に関する市場調査とは?
こんにちは。
中央株式会社の魅力をお伝えする、ライターの山崎です。
経済産業省では、平成10年度から「電子商取引に関する市場調査」を行っています。
24回目となった令和3年度に関する調査報告が、2022年(令和4年)8月に発表されました。
この調査では、企業間の電子商取引(BtoB-EC)や消費者向け電子商取引(BtoC-EC)をはじめ、国境を越えた取引(越境EC)、個人間電子商取引(CtoC-EC)の市場規模推計などを実施しています。
国内EC市場の規模や変遷、動向を知ることができる、貴重な調査です。
今回は、中でも特に身近な存在となったBtoC-ECの市場規模について、ひも解きましょう。
調査の対象となるのは、「個人消費におけるすべての商品、サービスの中で、インターネットを通じて行われた取引の金額」。
2021年の国内BtoC-EC市場規模は20兆6,950円となり、初めて20兆円を超えました!
対前年比も1兆4,171億円の増加で、その規模は拡大を続けています。
また、この調査では食品、雑貨、アパレル等の「物販系分野」と、旅行、飲食、チケットなどの「サービス系分野」、電子出版や音楽・動画配信、オンラインゲームなどの「デジタル系分野」の3つのカテゴリーごとにBtoC-EC市場規模が算出されています。
2021年は新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要などにより、物販系分野とデジタル分野が大きく拡大。
増加の流れは今後も続くとみられています。
一方で、サービス系分野は2020年の大幅減から、わずかに増加。
今後アフターコロナの生活が進めば、さらなる回復が見込めるでしょう。
中央株式会社では、BtoBとBtoC、どちらの物流でもアウトソーシングできます!ぜひホームページをご覧ください。
次回は、その中でも物販系分野のアパレル商品の市場規模についてひも解きます。
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