ライターコラム

新型コロナウィルスによる物流への影響 ~世界の物流状況~

こんにちは。中央株式会社の魅力をお伝えするライターの駒形です。

新型コロナウィルスによる物流で実際に起きた(起きている)状況をご紹介しています。

【世界の物流状況】

2020年8月現在、新型コロナウィルスの感染者は世界で約1820万人、死者数は約69万人と発表されています。感染者は増加傾向で、ワクチン開発も進められていますが、実用化まではまだ時間がかかるようです。

新型コロナウィルス感染拡大による影響は、世界各国の物流業界にも広がっていました。

●各国でコンテナ船の入港制限がしかれたことや、作業員が不足したため、海運が減便になりました。航空は、減便の中、医療物資の輸送を優先しているため、貨物のスペースが限られ、運賃が4倍以上高騰する事態となりました。

●アメリカでは緊急物資を輸送するトラックドライバーを対象に「1日の最大勤務時間は14時間、運転可能時間は11時間」とする運転時間規制の適用を停止、運転時間規制が緩和されました。

●EU圏内でも、全てのトラックドライバーを対象に、2週間合計の最大運転可能時間を90時間から112時間 に一時的に引き上げるなど、トラックドライバーの運転・休憩時間規制を緩和が行われました。

●中国では、無人配送ロボットの規制を緩和、一部の都市で配送を実施しています。

新型コロナウィルスの影響を受けなかった国は、ほとんどないと言えます。

輸出入は、緊急時よりも緩和されてきていますが、また制限を行うことも考えられます。

物流のアウトソーシングを長年手掛け、物流に関わる様々な疑問や悩みの解決に貢献します。
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