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【物流アウトソーシングの中央株式会社】物流Gメン
物流アウトソーシングの中央株式会社。倉庫、発送代行のご用命はお気軽にどうぞ。通販にも対応!
代表の斉藤です。早いもので今年もそろそろ終わってしまい、恐怖を感じています。。。
さて、物流2024年問題を機に政府も対策や発表を色々行っており、その中に「トラックGメン」というものがあります。これは国土交通省がトラック運送における不適正な取引の監視を強化するために創設したチームで、2023年に発足されました。
そして、2024年11月、新たに「トラック・物流Gメン」と改定され、トラック運送会社だけではなく倉庫会社も合わせて対象となりました。これによりトラック業界だけではなく、倉庫業界からも情報収集を行い、物流業界全体の適正化に向けて荷主に働きかけを行っていくことになります。トラックによって運ばれるものの多くは倉庫から出ており、業界・業務的にかなり近しい関係にあるので、より実態に沿った対応ができると予想されます。
https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000832.html
実際に発足からこれまでに、働きかけ・要請・勧告合わせ、荷主企業に対して1000件以上の法的措置を行っているそうです。
倉庫会社である我々にとっては当然歓迎すべき内容です。業務の発注受注関係から、どうしてもパワーバランスとしては弱い立場となりますが、物流は社会生活には欠かせない基盤インフラです。そこを行政がフォローして頂けるのは大変助かります。社会の適正な発展に向けて、理不尽なものや不条理なものを是正して行って欲しいと願います。
ただ一方、現代は資本主義な世の中であり、自由競争することでより良いものを作り出していくことが求められています。事業会社である我々が荷主様(ひいては社会)から必要とされる会社になれば存続・発展することができ、それが当社にとっての正しい努力の道だと考えています。
悪質とされるが抗いにくい要請・取引については行政の力も借りつつ、必要とされる会社であるため「セミオーダー物流」に磨きをかけていきたいと思っています。引き続き、宜しくお願い致します。