ライターコラム

物流業界の人手不足④ 再配達を減らす取り組み

こんにちは。
中央株式会社の魅力をお伝えする、ライターの山崎です。

物流業界の人手不足についてお話するシリーズの第4回。
今回は「再配達」の問題についてお話しします。

EC通販の利用の伸びとともに宅配便の取扱個数は増加の一途をたどっています。
国土交通省によると、2021年度の取り扱いは約49.5億個にまで増加しました。

一方で、宅配ドライバーの人手不足や高齢化も深刻さも増すばかり。
ただでさえドライバーの負担が増えているのに、追い打ちとなって苦しめているのが「再配達」です。

再配達を減らす取り組みは、新型コロナウイルス感染拡大で非接触が注目されて以降、格段に浸透してきました。
その一部をご紹介します。

【企業の取り組み】
●駅前や商業施設、公共施設内への宅配ロッカーの設置●届け先(消費者)と宅配事業者・通販事業者との間のコミュニケーション強化
通販事業者が商品購入時に日時・配達先の指定ができるよう設定したり、宅配事業者がメールやアプリなどで受取確認をしたりするなど、配達前のコミュニケーションを強化しています。
●宅配事業者間での共同配送
他の宅配会社の荷物を集約し、1つの宅配会社がまとめて一括配送する取り組みが一部地域で進んでいます。
 
【消費者の取り組み】
●時間指定の積極的活用
●宅配ボックスの設置
●置き配や宅配ロッカーの活用  など

実は、再配達を減らすことは環境配慮にもつながります。
再配達によるCO2排出量は年間約25.4万トン(2020年推計)。
企業だけなく消費者一人ひとりの再配達への取り組みが、利便性の高い宅配便と環境の両方を守ることになるのです。

中央株式会社では、宅配事業者を複数選べます。
持続可能で効率的な配送の一助になるでしょう。

中央株式会社については
https://www.chuoh-logistics.com/

◎物流業界の人手不足③はこちら

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