ライターコラム
物流アウトソーシングマニュアルから読み取る アウトソーシング先の選定ポイント①
こんにちは。中央株式会社の魅力をお伝えするライターの駒形です。
経済産業省 中部経済産業局が発行している『物流アウトソーシングマニュアル~持続可能な物流効率化を目指して~』を参考に、アウトソーシングに関する内容を紹介しています。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/download/buturyu_out.pdf
『物流アウトソーシングマニュアル~持続可能な物流効率化を目指して~』内に、「アウトソーサーの評価と選定の留意点」が6点ありました。
今回はその中の「運賃・料金水準の評価」、「物流波動への対応」、「情報システム提案力」をご紹介します。
■運賃・料金水準の評価
アウトソーシングにかかるコストは特に重要視されます。
ただ、コストが高い、安いという評価だけで判断せず、そのコストはどのような仕組みや工夫によって出されているかと確認する必要があります。
また、単一作業だけでなく、例えば入庫から検品、在庫管理、発送までと一括でお願いする場合は、自社の総物流コストがどのように変化するか、トータルでみることが重要になります。
■物流波動への対応
物流用語で波動とは「曜日や週、月、季節などによって変動する物量の波のこと」を指します。見積りを取ったものの、自社の物量や納品条件、それに伴う作業の条件を出していくと前提から大きく変化してしまうことがあります。
アウトソーシング先が物流波動への対応がどの程度可能かという視点や倉庫の場所、運送会社との連携や同業者とのネットワークの面もチェックすることが必要です。
■情報システム提案力
物流に関わる情報システムをアウトソーシングする場合、受注処理、出荷リスト伝票発行などのシステムなどの提供ができるかを確認する必要があります。また、自社の情報システムとの連携ができるか、システム間の接続性についても留意が必要です。
中央株式会社では、物流に関するさまざまなお悩みについてお聞きしています。
トータルでのお見積り、スポットでのお見積り等にも対応しております。お気軽にお問い合わせください。
次回は、「問題解決力」「環境保全対応力」「実務担当者の人的能力」をご紹介します。
お楽しみに。
中央株式会社については
https://www.chuoh-logistics.com/
『物流アウトソーシングマニュアル~持続可能な物流効率化を目指して~』(経済産業省 中部経済産業局発行)
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/download/buturyu_out.pdf
参照:29ページ 第2章 アウトソーシングによる物流改革(荷主企業編)
5.物流アウトソーシングの取り組みのポイント ■ステップ3 アウトソーサーを選定するポイント⑫アウトソーサーの評価と選定の留意点